Ａ）パーキンソン病は、体を動かす際に、神経に命令を送るドーパミンという脳内の物質が減少
　　することによっておきる病気です。
 
　　具体的な症状としては、
 
　・安静にしている時の手足のふるえ
　・筋肉が固くなり動きにくくなる
　・動作が遅くなる
　・姿勢を保つことが難しい(すぐに転んだり、歩き始めると前のめりになったり、
　　小走りになってしまう)
 
　　などが見受けられます。
 
　　専門家であれば、患者さんの歩き方や動作を見たり、患者さんに触れてみることで、
　　パーキンソン病かそうでないかをほぼ診断することができます。
 
　　治療薬としては、Ｌ－ドーパなどのドーパミンを補充する薬がパーキンソン病によく効きます。